熊本県で発生した地震への対応として、キャリアWi-Fiを災害用統一SSID「00000JAPAN（ファイブ・ゼロ・ジャパン）」で無料開放する取組が行われています。この取組は、無線LANビジネス推進連絡会が策定している「大規模災害発生時における公衆無線LANの無料開放に関するガイドライン」に基づき、各事業者の自主的な判断により実施されているものです。

これにより、ユーザーはキャリアを意識することなくWi-Fiを利用し、災害情報の収集や安否確認などを行うことができます。

なお、SSIDが「00000」からはじまっていますが、これは端末上での無線LANアクセスポイントの表示が文字コード順となっている場合が多いこと、SSIDが「0000」からはじまるキャリア運営の公衆無線LANアクセスポイントがあることから、SSIDサーチの最上位になるように設定されたものです。

また、徳島県においても、県内で大規模災害等が発生した場合には、Tokushima Free Wi-Fiを無認証・時間無制限で利用できるＳＳＩＤ「00000TOKUSHIMA（ファイブ・ゼロ・トクシマ）」を発行できる体制としております。

【参考】00000JAPANガイドライン第3版と各種ツールの提供開始について（無線LANビジネス推進連絡会ホームページ）
http://www.wlan-business.org/archives/4902

出典：無線LANビジネス推進連絡会ホームページより